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腹帯って必要なの?

 昔は妊婦と言えば「戌の日に腹帯」だったみたいですが、この頃は腹帯は必要説と必要じゃない説と両方あるみたいですね。
私は妊娠がわかったとたん、母から「腹帯はさらしタイプにする?それともガードルとかベルトタイプにする?」って聞かれました。 買ってくれるって言うんですよ。
それで着脱が楽そうな「ベルトタイプ」を1枚試しに買ってもらったんですが・・・。

 後から「腹帯をするのは日本だけの習慣。つまり、妊婦に必ず必要なものではない」という記事に出会いました。 
その中で特にインパクトが強かったのが、「腹帯をしていると赤ちゃんが大きくならないので産む時に楽だ」という説があるというところ。 もちろん「腹帯は不要」という立場から書かれたその記事は、「自分の都合で赤ちゃんの成長を妨げるなんてとんでもないことです」と、読者に呼びかけていました。

 私はそれを読んで、「腹帯は暑いから(夏場だった)つけたくないけど、赤ちゃんが大きくならずに産む時に楽ならつけておこうかな」と、記事のライターの思惑とは反対の母親失格(?!)なコトを思ってました。
逆に同時期に妊娠していた友人は、「腹帯をした方がお腹が支えられて腰も楽だけど、赤ちゃんの成長が妨げられてしまうなら、つけないでいるわ!」って言ってましたね。
私達はそれぞれ、
 つけたくないけど、つけた人。
 つけたいけど、つけなかった人。
 ・・・になったわけです。

 そして出産後、ふとした会話から「腹帯って必要だったかどうか」という事を振り返る機会があったんです。
私の答えは「やっぱり、必要なかった」、彼女の答えは「やっぱり、必要だった」と反対でした。 でもふたりとも共通して情報に振り回されず、自分の思った通りにしておけばよかったという結論なんです。


 私の場合、どうして必要なかったかというと、
①夏場、暑いのに無理してつけていてひどいあせもができてしまった。 
②秋口からは妊娠性掻痒と乾燥性の敏感肌になり、つけていることで激しい痒みが出た。
・・・つまり、肌のトラブルです。 ガードル、ベルトタイプ、腹巻タイプなど色々買って試したけれど、あまりのかゆさと肌アレのひどさで結局どれもほとんど使用しないまま。 おそらく腹帯着用期間はトータルで1ヵ月あったかないか。 もったいなかったな~~。
そうそう。 腹帯をほとんどしなかったことで赤ちゃんが大きく育ちすぎたという事もありませんでしたよ。 2914gと小さすぎも大きすぎもしないベビーでした!

 ちなみに友人はというと、どんなに腰痛が悪化して「腹帯をつけたい!」と思っても、ベビーの成長の為にと最後まで「つけないで頑張った」そうです。 
でも、
①最終的に腰痛が家事に支障が出るほど悪化した。
②早い時期からお腹が下にひっぱられるような出方になり、妊娠線ができてしまった。
という理由から、次の妊娠時は「無理に腹帯をしないでおこうとか決めないで、つらくなってきたらつけるわ!」という結論にたどり着いたみたい。


 「腹帯をすべきかどうか」は、頭で考えて判断するものではないかもしれません。
必要かどうか迷ったら、自分の身体の声に耳を傾けてみるのが一番です。

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体重増加がストレスになってきたら

 頑張って気をつけているのに、どんどん体重が増えてしまう・・・。 はぁ・・・。

 そんな風に自分でも気になっているところへ、産院やなんかで軽く注意を受けたり、周りの人に「あら、肥えた?」なんて言われてしまったり。
それで「私って自己管理ができないダメな母・・・」な~んて自己嫌悪に陥いることはありませんか。 または、「何でこんなに増えていくのよ!」と、ぐんぐん重くなっていく自分の体にストレスがたまったりしていませんか?

 そういう時は、「何のための体重管理なのか」を振り返るといいと思います。

 そう。 体重をしっかり管理する事は「目的」ではなく、「手段」なんですよね。
妊娠中毒症をいちはやく発見したり、産道に肉がつきすぎてお産が重くならないようにする為に、体重を管理するんです。
なのに私は「+10キロにおさめる」事にばかり意識がいっていて、妊娠8ヶ月で+9キロになった時、「あぁ、このままじゃオーバーしちゃう!なんてなんてなんてダメな私」 と自分を責めてボロボロ。 体重は「1ヵ月に+1キロまで」という指導枠を超えてはいたけれど、特にむくみも出ておらず、尿蛋白も正常値。 見た目もスッキリしていて「太った」という感じもなかったのに、ただただ数字に振り回されて一喜一憂。
そしてなんと、ますます栄養が必要になる妊娠後期に、今思えばダイエット食のような食事をしていたんです!


 おかげで臨月は妊娠前と比べて+9キロ。 目標の+10以内にはおさまっていましたが、極度の貧血で鉄剤を処方される有様。 
それでも鉄分を補いきれず、お産そのものは安産でしたが、出血量が通常よりも多く、産後長い間貧血に悩まされました。(出産時、貧血だと出血量が多くなるそうです)
入院中も自室から出る事ができず、せっかくのママ友を作る機会も逃しちゃった。

 産後まもなく3ヶ月になる現在も、いまだに立ちくらんだり、目の前に銀色の紙ふぶきがキラキラ舞ったりします。 母乳育児は鉄やカルシウムを赤ちゃんにとられちゃいますからね。 なかなか食事では改善されないんです。
あの時、体重計の数字なんか気にせず「食べたい」と感じた分だけ食べておけばよかったなぁ・・・と思っているこの頃です。

 だからもし、気をつけているのに体重が増えちゃう事で悩んでいるならば、目先の数字に惑わされないで下さい。
増えるのは、必要だから。 無理に抑える必要はないんですよ、きっと。

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食べたいものを食べてもいい③

 この出来事から私は思いました。

 なんだ。食べたいものを食べてていいんだ。食べたら太る、というのは実は世間一般的に作られた「幻の常識」なのかもしれない。

 世の中にはたくさんの情報があふれていますよね。 でも、そのどれもが全て自分に合うとは限らないんです。 
妊娠中の体重増加は+8~10まで、というのもひとつの目安。 
大多数の人がそうだというだけで、自分もその中に入っているかどうかはわかりません。 もともと太めの人はもっと少ない方がいいかもしれないし、細めの人+10では足りないかもしれません。

 そもそも、太い・細いもどこで判断するのが正しいのでしょう? 
見た目? 体重計の数字? 体脂肪率??

 これもまたたくさんの情報がいっぱい。
どれが自分にとって正しいのかを見極めるのは、頭で考えれば考えるほど難しいかもしれません。

 だから、自分の身体の声を聞くんです。 ワイルドセンスに頼るんです。 
人の身体って思った以上によくできているもので、その時に足りないもの、必要なものをよく知っているんですよね。 そして、「欲求」というサインを送ってくれるんです。

 しょっぱいものが必要だから、味付けの濃いものがほしくなる。
 甘いものが必要だから、スイーツに意識がいく。
 アルコールだって、カフェインだって、過剰にとらなければOKの場合があるんです。 そこに含まれる特定の栄養素や成分を身体が求めていることもあるみたいです。

 妊娠中、食べるものは気をつかうものですが、「甘いもの=太る」とか「乳製品=アレルギーの子供が生まれやすい」とか、世間にあふれる情報よりも自分自身の身体の声によ~く耳をすましてあげてくださいね!
必要なものを正しく得られれば、身体は自分にとってベストな姿を見せてくれるものです。
そう。 甘いものを食べまくってから、逆に体重が落ちた私のように。

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食べたいものを食べてもいい②

 でも、ちょっと食べただけでも太りやすくなっている妊娠中
ケーキやアイスクリームや菓子パンなんて食べたらどんな事になってしまうのか・・・。
私は必死でその欲求と戦い続けました。
そして、朝はコーンフレークを軽く一杯とバナナ1本。  昼はご飯半膳、お味噌汁、焼き魚、夜は野菜中心のお鍋(豚肉2枚、うどん半玉でおさえた)、そんな毎日を続けていました。 ところがある日、プッツン!ときてしまったのでしょう。

 気がつけば、インスタントの焼きソバをほおばり、あま~いあま~いチョコレートパフェを食べている自分がいたのです。

やってしまった・・・。
明日の朝、体重計にのったらどんな事になっているだろう。 おまけに明後日は妊婦健診の日。 また怒られるのに違いない・・・。

 気持ちはブルーです。
ところが翌朝の体重計の数字は、私の予想を裏切って、逆にたった1日で1キロも落ちていたのです。

 一体どうして? あんなに健康に気を使った食事をしていても、体重はぐんぐん増えていたのに??

 

 それは、だいぶ後になってわかりました。

 東洋医学の本に書いてあったのですが、人間はストレスをためると「気」を消耗するのだそうです。 そしてその「気」を補うのが「甘い食べ物」らしいんです。 
黒豆とかさつまいもとか自然の恵みの食べ物がいいらしいんですけど、これだと即効性はなく、続けてとることで効果があがるらしいんですね。 
逆にケーキやチョコレートパフェなど添加物が入って加工されたものは、持続性はなく効果は短期間だけど、即効性があるんですって。
私がむしょうにアイスクリームとかパフェが食べたかったのは、「体重管理」のストレスにさらされて消耗された「気」を補うために、身体が「緊急」サインを送っていたのだと思います。

 またインスタント焼きソバへが食べたかったのは、身体が「塩分」を欲していたのだと後から気がつきました。 妊娠中だからと「健康食」にこだわるあまり、もともと減塩食だったのが更にエスカレートしていたんですね。

 

 つづく

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食べたいものを食べてもいい①

 妊娠すると、産院でわりと厳しめに指導されるのが「体重管理」。

赤ちゃんの体重と羊水そして出産に備えて蓄えられる脂肪分と合わせて、妊娠前の体重の+8~10キロが理想。

と、私も指導されました。その時の私の気持ちは・・・

「大丈夫。もともと太ってるタイプじゃないし、甘いものもそんなに好きじゃないし、+10キロ内に抑えるなんて楽勝!」

 ところが、妊婦の身体と言うのはこれまでとは全然違うんですよね。
吸収がいいというのか何と言うのか。 特別に食欲が増したわけでもないのに、みるみる体重が増えていくんです。 
1ヵ月で+1キロ。 との指導にも関わらず、時には1週間で2キロも増えて「厳重注意」されることもしばしば。
毎朝体重計に乗って自己管理に励むものの、そのうち私はどうしていいかわからなくなってしまいました・・・。
食事の量は、もともとたくさん食べる方じゃなかった妊娠前と変わらず。 内容はよりヘルシーになっているというのに、あれよあれよと体重計の目盛りがアップしていくんですから。

こうなったら運動!

と思うのですが、妊婦にできる運動は限られています。
頑張って散歩に出るものの、これもまたストレスになり・・・。

「また増やしちゃったね」 という助産師さんの言葉に 

「増やすな増やすな言うだけじゃなく、じゃあ、どうしたらいいか対策を教えてよ!」とキレちゃった事もあります。

段々食べることそのものが苦痛になってきて・・・。 ある日突然、これまで欲しいとも思わなかった「甘いお菓子」や「ジャンクフード」への強力な欲求が私を襲うようになってしまいました。

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